アロマセラピーの癒し
植物から抽出した芳香物質、エッセンシャルオイルを用いて
嗅覚、経皮吸収、時に消化器吸収を通じ
心身魂の癒しを促す癒しのツール。
安心感を得る方法(肉体編)
で紹介したように
皮膚、脳、嗅覚は
受精卵が胎児へと成長する過程において
同じ外胚葉から分化する。
嗅覚というのは
五感の中でも特殊な感覚であり
他の4つの感覚がはじめに大脳新皮質で認知されるのと異なり、大脳辺縁系で認知される。
これは嗅覚を通して得た情報、刺激が
人間のより本能的、根源的部分に作用し得ることを意味する。
記憶と香りが密接な関わりを持つ事は
実際に体験を伴って実感された経験のある方も多いことと思う。
又、植物という存在は
人間への作用において
主に感情の側面に影響を及ぼす。
当面の安心感を得る
という事を目的とするのであれば
すくなくともグレードの良いエッセンシャルオイル、精油は、用いない事をおすすめする。
なぜならば、精油は癒しを引き起こすからだ。
癒しは、変化を伴う。
そのために必要な事象や一見問題や困難とも思えるような事を引き起こす可能性があるからだ。
例えポジティブな変化であっても
変化にはエネルギーを要する。
精油を使うのであれば、
変化を伴う可能性を考慮の上で
不安を感じる内面的要因の解決を
目的として使うとより良いかもしれない。
Love and Light,
Stella
